愛知県立芸術大学収蔵品より「木版画原版から読む、鬼頭鍋三郎《舞妓》の魅力」

9月20日(金)から10月13日(日)まで愛知県立芸術大学サテライトギャラリーで
愛知県立芸術大学収蔵品展
「木版画原版から読む、鬼頭鍋三郎《舞妓》の魅力」 を開催します。

「木版画原版から読む、鬼頭鍋三郎《舞妓》の魅力」 展示風景



平成24年度寄贈のあった、鬼頭鍋三郎の木版画原版および油彩未完成作品の公開をします。

水彩画を原画として、絵師・彫師・刷師・版元という、浮世絵伝統版画の手法により生み出された『木版画集-舞妓六撰』の原版を作品と共に紹介します。

未完成の油彩作品は、版木と同じく鬼頭鍋三郎が晩年描き続けた舞妓をモチーフとしたものであり、完成作品から伺い知ることのできない制作の過程や、舞妓へ向ける鬼頭の生きた視線を感じることができるでしょう。

本展覧会は、作品制作過程の資料と完成作品を対比させることで、晩年、舞妓の画家と呼ばれた鬼頭鍋三郎の作品の魅力を、その過程から探るものです。


【関連イベント】
ギャラリー・トーク
講師:山本富章 愛知県立芸術大学 美術学部油画専攻教授
日時:9月20日(金) 17:30-18:00
定員:20名(先着順) 会場:サテライトギャラリー


【出品作品】
未完成作品《舞妓》 (※平成24年度寄贈品)
カンヴァスに油彩 / 114.0x130.3cm / 1975年頃

《木版画集-舞妓六撰》 版木  92枚(※平成24年度寄贈品)
桜(線版)、朴(色版)、水性木版 / 1976年

《木版画集-舞妓六撰》  水性木版、6枚1セット
52.0x33.8cm, 42.5x33.0cm, 43.7x29.5cm / 1976年

《小萬舞姿》 
カンヴァスに油彩 / 116.7x80.3cm / 1976年




愛知県立芸術大学収蔵品より 収蔵品展Ⅰ
「木版画原版から読む、鬼頭鍋三郎《舞妓》の魅力」

平成25年9月20日(金)~10月13日(日)
開館時間:11:00~18:30

休館日:月曜(9月30日、10月7日) 9月23日は休館

  愛知県立芸術大学サテライトギャラリー
〒460-0003 名古屋市中区錦 3-21-18 中央広小路ビル 3 階